午後4時をまたずに続々お客様がおみえになる。白箱を埋め尽くす熱気で室温が急上昇するなか、おもむろにアコーディオンソロがはじまる。ためいきのような抑揚に導かれ聴く人の肩が揺れる。るつこスイッチがアイドリングののちオンとなる。あとは彼女が連れていってくれる広大な方向へただ身をゆだねるのみ。後半のゲストを加えた演奏もスリルを加味した素晴らしいものだった。何故?って、それはこの場所で初めて顔を合わせる演奏者が、まったくのリハーサルもなしに、聴く人と同時一体となって体感するあり得ない場面だったから。楽しい時間は風のように過ぎ去る。でもこの暖かい余韻はなんだろう。心は震えたままだ。
アコーディオン・熊坂るつこ ギター・ウエダマサヤス ベース・斎藤二朗 ドラムス・上田哲也
神田文乃こころの展始まりました。地域の方々が通りすがりに気軽に扉をあけ、感想を述べてくださる。
とてもうれしい白箱の展示ならではのスタート。油彩を中心に据えた今回は春の展示以降描き続けてきた新作たちです。みなさまお誘いあわせ遊びに来てください。
描くことが好きで好きでたまらない。ただただ無心に画面に向かう。ほっとするように響きあう。色彩は湧き出したかのようです。
不思議になつかしい画面。まじかに確認されるようお奨めします。
「神田文乃こころの展」25日(火)から30日・12時から18時(最終日17時まで)










